こんにちは!みいちゃんです!!
今回の記事はこのような方に読んでほしいです。
こんな方におすすめ
- 仕事や通勤で日々ストレスを感じる
- 人に対して許すことができなくなってきている
わたし自身、東京で働いているときに上記のような状態になったことがあります。
職場の窓口や電話で理不尽に怒鳴られる、上司は見て見ぬふり、先輩は働かない、通勤は満員電車、電車で体調が悪くなっても誰も助けてくれない・・・
負の連鎖でどんどん人に対して怒りがこみ上げてきて、「自分はしっかり働いているのになんで他の人はこうなの?」
そんなことをしょっちゅう思って、人のことがどんどん許せなくなってきました。
そんなときにこの本と出会い、わたしは心が少し楽になりました。
わたしと同じように悩んでいる方も、これを読んで頂いて少しでもストレスが無くなっていくと嬉しいです。
西郷隆盛 十の「訓え」
西郷隆盛(以下西郷さん)の末裔(まつえい)ということで、お父様から西郷さんの言葉を幾度となく聞かされていたそうです。
この本では、西郷家に伝わる言葉や逸話などから、現代にも通じる「訓え(おしえ)」が紹介されています。
人柄
明治維新、西南戦争、上野公園の像・・・
江戸から明治にかけて時代を動かしたというイメージが多いと思いますが、その人柄ってなかなか知られていませんよね。
わたしが感じた西郷さんの人柄は「人を許す心が尋常じゃないくらい大きい人」です。
逸話として本が1冊出来上がるほどです。
理不尽は理不尽のままでよい
今回の「西郷隆盛十の訓え」ではその名のとおり、西郷さんの言葉から10個の訓えが紹介されています。
その中でわたしの心に響いたものがこちら
理不尽は理不尽のままでよい。大切なのは自分が復讐心にとらわれて、他者にも理不尽なことを行なわなければよいことだと、西郷さんの生き方が教えてくれます。
出典:西郷隆盛十の訓え
なんて思っていましたが、みなさん庄内藩との戊辰戦争の出来事を知っていますか?
庄内藩への寛大な措置
戊辰戦争時、西郷さんの薩摩藩と庄内藩は敵どおしでしたが、江戸幕府側の庄内藩は敗れました。
庄内藩は江戸にあった薩摩藩邸を焼き払って多くの死者を出したこともあり、厳しいバツがあると覚悟をしていました。
しかし、藩主の切腹や武器の取り上げさえしなかったそうです。
むしろ「庄内藩は北国にあるから、北方の外国からの攻略に備えてください」と西郷さんの態度は丁寧で謙遜して礼儀正しく接したそうです。
このあと庄内藩の方は感動して、庄内藩のある山形県からはるばる鹿児島まで西郷さんの教えを仰ぎました。もうほとんど日本横断していますね(笑)
こちらもあたたかく迎え入れたようです。
そのあと庄内藩の方は西郷さんの教えを「南州翁遺訓」としてまとめています。
わたしも見習わなくては・・・
まとめ
いかがでしたか?
他にも9個の訓えがこの本には記載されていますが、どれも現代の私たちにも通じることが多いです。
わたし自身ハッとさせられました。
時代を知る上でも、自分がこのような人格に近づくためにもぜひ一回は読んで頂きたい1冊です。
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